埼玉県八潮市で県道が陥没しトラックが転落した現場周辺で続く復旧作業=7月

 埼玉県八潮市で1月、県道が陥没しトラックが転落した事故を巡り、県は22日、現場周辺の住民や事業者向けの説明会を同市で開き、現場から半径約200メートル内の住民らに補償をすると説明した。対象は419世帯で、補償額は単身世帯で5万円。家族が1人増えるごとに2万円を加算する。90事業者にも一律10万円を補償する。

 また、下水の悪臭で窓を開けられずエアコンや空気清浄器などを使っている住民がいることから、県が電気代の一部を負担する。期間は陥没が起きた翌日の1月29日から、仮復旧工事が完了するまでを想定し、補償額は前年同月と比較して算出する。