シンポジウムで講演する中村浩志名誉教授=岐阜市柳戸、岐阜大

 岐阜県の鳥ライチョウの保護を考えるシンポジウム「ライチョウの未来、新たなステージへ」が5日、岐阜市柳戸の岐阜大で開かれ、中央アルプスの野生復帰事業の指揮を執った中村浩志信州大名誉教授(78)=長野県=が、地域絶滅から2025年に90家族約200羽まで回復した取り組みを解説した。

 今年はニホンライチョウが県の鳥に...