独自の美を追求した洋画が並ぶ第75回示現会展岐阜展=岐阜市宇佐、県美術館

 第75回示現会展岐阜展(示現会、岐阜新聞社、岐阜放送主催)が3日、岐阜市宇佐の県美術館で始まり、具象による独自の美を表現した洋画が来場者を魅了している。8日まで。

 示現会は1947年設立の美術家団体で、岐阜支部は同年に発足。示現会設立メンバーの洋画家、故江崎寛友氏が岐阜市出身だったことから、設立当初より岐阜展が開かれている。

 本展入賞作品など全国巡回60点と同支部作家の27点を展示。風景や人物、静物を描いた100号前後の大型作品が並ぶ。同支部からは、内木健二支部長(中津川市)の「役者と幕綱・地歌舞伎」、本展会友賞に入った稲富康男さん(各務原市)の「夏の朝(鬼崎港)」、本展現寿賞の加藤勝彦さん(瑞穂市)の「機場―瑩てつ」、支部独自の江崎賞に選ばれた杉山くに子さん(同)の「安曇野」、溝口典彦さん(岐阜市)の「若草に春風」などが出展された。

 内木支部長は「各自のテーマを追求した円熟味ある作品が仕上がった。そのエネルギーを感じてほしい」と話した。