長年収集した鉱物や発行に携わった鉱物をテーマにしたオリジナルフレーム切手を展示している小玉秀男さん=中津川市苗木、市鉱物博物館

 愛知県豊川市の郵便局長小玉秀男さん(63)が岐阜県中津川市内で収集した鉱物の展示会が、29日まで中津川市苗木の市鉱物博物館で開かれている。昨年12月に苗木、蛭川の鉱物を題材にしたオリジナルフレーム切手を手掛けるほど中津川への思いが強い小玉さん。「鉱物を愛する人にとって苗木、蛭川は聖地。多くの人に知ってもらうきっかけになるといい」と話している。

 小玉さんは鉱物の収集が趣味で、「日本三大ペグマタイト」の一つである産地の苗木地方にも長年通い、収集品を増やした。海外では一般的な鉱物の切手は、国内にはなかったため、郵便に携わる縁でオリジナルフレーム切手を初めて企画した。「大地に眠る石の華」をテーマにシリーズ化し、第1弾として2013年に愛知県の奥三河地域、17年には東三河地域の鉱物を扱った切手を手掛け、地域振興にもつなげてきた。18年には全国の水晶を取り上げた切手を個人で発行した。

 今回はシリーズ最後の切手発行を記念し、企画展を開催した。切手に使ったトパーズや玉滴石、緑柱石をはじめ、煙水晶の群晶や複数の鉱物が一塊になった群晶など貴重なコレクション66点を展示した。小玉さんは「苗木、蛭川の魅力を再認識してもらえるといい」と願っている。