記者会見する木原官房長官=28日午前、首相官邸

 木原稔官房長官は28日の記者会見で、中国の習近平国家主席が福田康夫元首相の死去を受け、高市早苗首相宛てではなく遺族に弔電を送ったことへの説明を控えた。「日本政府として説明する立場にない。中国側の考えだ」と述べた。習氏は昨年、村山富市元首相が亡くなった際は当時の石破茂首相に弔電を送っていた。

 新華社電によると、習氏は福田氏の遺族への弔電で、日本の政権担当者が「上の世代の政治家の心血と努力」を重んじ、日中共同声明を含む四つの政治文書を守ることを望むと述べた。