株式会社YKA(代表取締役・河合晃司)では、日々の介護や仕事の進め方について、社外の専門家に見ていただく機会を設けています。毎年受けている「介護インスペクション」に加え、2026年10月27日には、お茶の水ケアサービス学院による生産性向上診断を受けました。また、10月からは岐阜県プロフェッショナル人材戦略拠点の支援を受け、採用業務の一部を外部のプロフェッショナル人材に委託しています。
長く続けている方法にも、見直す余地はある
必要だと思って決めた手順や、長年変わっていない役割分担。工夫してつくった仕組みでも、今の現場に合っているとは限りません。
私たちも日頃から仕事の進め方を見直していますが、同じやり方に慣れた者同士では、気づけないことがあります。「ほかに方法があるのでは」と考えるきっかけを得るために、外部の専門家の力を借りています。
日々のケアを、専門家と振り返る
当社では、人間環境大学看護学部看護学科の篠崎惠美子教授が独自に行う「介護インスペクション」を毎年受けています。日々のケアを外部の専門家に見ていただき、良い点や改善が必要な点を確認する取り組みです。
毎日の介護には、慣れているからこそ見過ごしてしまうことがあります。自分たちでは丁寧に対応しているつもりでも、ご利用者様にとってはどうなのか。普段のケアを振り返るうえで、専門家からの意見を大切にしています。
指摘されたことを直すとともに、良いと評価された取り組みも職員同士で共有し、続けていきたいと考えています。職員やご利用者様の状況が変わる中でも、日々の介護を自分たちだけの評価で終わらせないために、毎年この機会を設けています。
仕事の無駄や負担を見直し、介護に使える時間を増やす
2026年10月27日には、お茶の水ケアサービス学院の学院長・神智淳氏をお招きし、生産性向上診断を受けました。同学院は、介護職員向けの研修や外部評価、業務改善の支援などに取り組んでいます。
私たちが考える生産性向上は、限られた人員や時間の中で、必要な介護を無理なく提供できるようにすることです。例えば、物を探す時間や重複する作業、情報を確認する手間を減らせれば、ご利用者様への対応に時間を使いやすくなります。
これまでも工夫を重ねてきましたが、毎日の仕事に慣れていると、無駄や負担に気づかなくなることがあります。今回は、私たちが見直す対象として考えていなかった仕事も含め、外部の目で改善の余地を見ていただく機会としました。
いただいた意見を現場の職員と共有し、何を変えれば、どの負担を減らせるのかを具体的に考えていきます。変更後も、介護の質を保ちながら仕事が進めやすくなったかを確かめ、改善を続けていきたいと思っています。
会社の考え方を、求職者に伝わる言葉に
2026年10月からは、岐阜県プロフェッショナル人材戦略拠点の支援を受け、東京在住の個人事業主に採用業務の一部を委託しました。同拠点は、専門的な知識や経験を持つ人材の活用を通じて、県内企業の経営課題の解決を支援する窓口です。
仕事内容や会社の考え方を、求人票でどう伝えるか。求職者に、どのような方法で情報を届けるか。これまでの採用活動を見直すにあたり、社外の経験や知識を借りることにしました。
私たちには当たり前のことでも、求職者にとっては職場を選ぶ理由になるかもしれません。反対に、伝えたつもりでも、社内でしか通じない説明になっている可能性もあります。
外部の方にも意見をいただきながら、私たちの良さや大切にしていることを掘り起こし、何を、どう伝えるかを整理していく予定です。
経営者や管理職の判断も、見直す対象
第三者に仕事を見ていただくことは、時に痛みを伴います。良いと思って続けてきた方法や、自信を持っていた取り組みに、指摘を受けることもあります。現場だけの話ではありません。経営者や管理職の判断も同じです。
耳の痛い話に、すぐ理由をつけて退けてしまっては、見ていただく意味がありません。まずは話を聞き、実際の状況を確かめる。その姿勢を大切にしたいと思っています。
一方で、外部の意見をそのまま取り入れればよいとも考えていません。現場の事情と合わないときには、今の方法を取っている理由を伝え、話し合います。何を変え、何を残すかを決め、実行する責任は私たちにあります。
岐阜で介護を続けていくために
地域で仕事をしているからこそ、身近なつながりだけで考えが固まっていないか、気をつけたいと思っています。
岐阜にいながらも、外部の知識や経験に学ぶことはできます。知らなかった方法を学び、自分たちの現場で試し、その結果を確かめる。そうした機会を、これからも積極的につくっていきたいと考えています。
課題が見つかれば隠さず、必要なことを直していく。ご利用者様やご家族、職員、地域の皆様、そして外部の専門家。どの立場から見ていただいても、日々の運営をきちんと説明できる会社でありたいと思います。
その積み重ねが、地域で介護を提供し続けられる経営につながると考えています。
【お問い合わせ・情報交換のご相談】
介護の質や業務改善、採用について、事業者の皆様や専門家の皆様と情報交換できればと思っています。当社の取り組みに関心をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。
株式会社YKA
担当:河合晃司
メール:k.1222.k@yka-fujisawa.com









