身にあまるものたちへ

 岐阜市出身の歌人野口あや子さんによる、エッセー「身にあまるものたちへ」の連載。短歌の領域にとどまらず、音楽と融合した朗読ライブ、身体表現を試みた写真歌集の出版など多角的な活動に取り組む野口さんが、独自の感性で身辺をとらえて言葉を紡ぐ。写真家三品鐘さんの写真で、その作品世界を広げる。

シャークステーキ
クロコダイルの指の骨が歯に詰まった、と君は笑った。私はシャークステーキを食べながら、その様子を眺めていた。場所は水族館のレストラン。誰かのことを100%わかろうだなんて、幻想だ。だって君は男で、...
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