ラフォーレ原宿に来るなんて、おそらく短歌研究新人賞を受賞した翌日以来だ。そう思いながらうっすらと記憶にある入り口をくぐる。ふと見たことのあるプリント柄のブラウスの女性に目をやると、向こうも私の服...
洋服という恋人
岐阜市出身の歌人野口あや子さんによる、エッセー「身にあまるものたちへ」の連載。短歌の領域にとどまらず、音楽と融合した朗読ライブ、身体表現を試みた写真歌集の出版など多角的な活動に取り組む野口さんが、独自の感性で身辺をとらえて言葉を紡ぐ。写真家三品鐘さんの写真で、その作品世界を広げる。