身にあまるものたちへ

 岐阜市出身の歌人野口あや子さんによる、エッセー「身にあまるものたちへ」の連載。短歌の領域にとどまらず、音楽と融合した朗読ライブ、身体表現を試みた写真歌集の出版など多角的な活動に取り組む野口さんが、独自の感性で身辺をとらえて言葉を紡ぐ。写真家三品鐘さんの写真で、その作品世界を広げる。

きっと仕事が
急転換して恐縮だが、先月この紙面に登場した恋人と去年11月末に別れた。そのここでは書けないエグい顛末(てんまつ)を同性の友人におずおずと打ち明けたところ、「それは一発退場」と評判は散々。誰かと付...
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