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「地方美術館、歴史の一端担う」 岐阜県美術館学芸員がトーク



「ミレーから印象派への流れ」展に合わせて開かれたミュージアムトーク=岐阜市宇佐、県美術館
「ミレーから印象派への流れ」展に合わせて開かれたミュージアムトーク=岐阜市宇佐、県美術館

 岐阜県美術館(岐阜市宇佐)は16日、岐阜新聞創刊140年記念展覧会「ミレーから印象派への流れ」(県美術館、岐阜新聞社 岐阜放送主催、21日まで)の関連イベントとして、ミュージアムトークを同館で開いた。学芸員がミレーらの作品を示しながら、地方の美術館が美術の歴史の一端を担うことについて解説した。

 西山恒彦さんが講師を務め、約60人が参加した。今回の展示品がフランス北部のドゥエ美術館、トマ=アンリ美術館、カンペール美術館、英国ウェールズ国立美術館から貸し出されたと紹介した。

 ミレーが修業時代に過ごした地にあるトマ=アンリ美術館は、膨大なコレクションが「パリのルーブル美術館に匹敵する」と指摘。英国のコレクターがフランス印象派の作品を収集し、国立美術館の発展に貢献したこと、交通網の発達により地方での創作活動が活発化したことを取り上げ、「地方には独特の物語があり、パリのような大都市のコレクションにはない美術の歴史が残っている」と結んだ。

カテゴリ: くらし・文化