JR貨物の運転士と一緒の制服姿でポーズを取る園児ら=不破郡垂井町岩手、岩手こども園

 いつも貨物列車に手を振ってくれて、ありがとう―。JR貨物の運転士3人が19日、走行中の貨物列車に向けて園児が手を振ってくれている岩手こども園(岐阜県不破郡垂井町)を直接訪れ、感謝を伝えた。園児は運転士の登場に大興奮の様子で、ゲームやクイズをして交流した。

 岩手こども園では、週3回ほどの園外散歩で近くの東海道線新垂井線を走る貨物列車の様子を見学。手を振るのが定番となっているという。園児が昨年12月に運転士に宛ててお礼の手紙を書き、JR貨物東海支社に出したのがきっかけで交流が実現した。

 訪問したのは、運転士の稲村佳奈さん(25)、鍋田達也さん(35)、赤堀正典さん(43)の3人。この日のために鍋田さんが手作りした段ボールの列車に乗って登場すると、年少から年長までの全園児30人が大歓声を上げて歓迎した。

 園児は、ドングリなどで手作りした列車のジオラマを贈ったほか、日頃の疑問を質問したり、運転士の制服を着て一緒に写真撮影したりして、憧れの運転士と交流。運転士は、手作りのバッジや列車のシール、園児からの手紙をデザインしたポスターなどをプレゼントした。

 稲村さんは「運転席から見える園児たちに、いつも元気をもらっている。こんなに歓迎してもらい、本当にうれしい」と感激した様子。園児(4)は「大人になったら運転士になりたい。毎日、お手伝いの荷物運びを頑張る」と目を輝かせていた。