-2024年を振り返って。
私たちが所属するバスケットボールの国内男子プロリーグ「Bリーグ」は26年に改革され、会社の売り上げや平均来場者数などで所属するカテゴリーが決まります。昨年は新リーグの2部に所属するために、発信力や自治体との連携を高め、目標に対して一定の成果が出てきたと感じられる1年でした。
-バスケットボール人気について。
日本代表の活躍や河村勇輝選手が米プロ「NBA」デビューするなど、バスケットボールへの関心が高まっていると感じます。私たちのホーム戦でも初めて来場してくださるお客さまが多く、バスケットボールならではのエンタメ性などがSNSや口コミを通じて広がっていることを強く感じます。
-競技面での評価は。
昨季はチームの一体感を高めきれず苦しいシーズンになりました。今季はB1の名古屋ダイヤモンドドルフィンズから小林康法氏=大垣市出身=を新監督に迎え、アグレッシブなディフェンスから攻守の切り替えが速い、見ていてワクワクするバスケットボールを目指しています。シーズン前半戦を終え、選手、チームとも成長しており、一体感が増してきました。
-今年の目標は。
まずは、新リーグで2部に相当する「Bリーグ・ワン」の仮入会条件(平均来場者数1500人以上、売上高2億5千万円以上)達成です。売上高については当初の4億円から下方修正されたものの、Bリーグ・ワンでの運営には3億5千万円から4億円が必要です。今のいいチーム状況を最大限に生かし、ファンやスポンサー企業の皆さんに、さらなるご支援をいただけるようなクラブにならないといけません。今の岐阜スゥープスの試合やエンタメ性の高い試合会場を見てもらえれば、「応援したい」と思っていただける自信はあるので、今後も多くの方々に来場してもらえるよう精進していきます。
