-昨年、創業110年を迎えました。
1914(大正3)年に大垣の地で創業しました。創業者の小野弥六は、郷土愛にあふれた事業家であり、地域と企業の発展を同じ軸としてとらえ、配電工事事業を通じて、電灯の普及にまい進し、現在の弘光舎の礎(いしずえ)を築きました。時代の変化に対応しながら、新しい技術とノウハウを培い、大垣の街と地元企業の皆さまと共に歩んできました。一昨年には、総合建設業の鈴鹿グループと資本提携を行い、シナジー効果が生まれています。
-業務内容をお聞かせください。
長年の実績がある電気や情報通信、空調・換気・給排水・衛生といった設備工事事業を軸に、計装、産業機器販売、ゴルフ場管理システム、さらには太陽光発電設備工事を展開しています。今春に開幕する「大阪・関西万博」に出展する海外パビリオンの設備工事も請け負っています。
-心掛けていることは。
「常に良い設備工事を通じて社会に貢献する」という社是の下、「Speedy(素早い対応)」「Safety(安全施工)」「Solution(最適施工)」「Sincerity(誠実な施工)」の四つの品質「4S」にこだわっています。高品質な仕事を提供する企業を志し、信頼される設備づくりに向け、日々努力を積み重ねています。
-新年の抱負を。
「1」に縁のある会社であり、創業「111年」を機に、飛躍の1年にしたいと考えています。まずはこれまで共に歩ませていただいた地元の企業の皆さまを大切にしながら、地域に根付いた企業であり続けていきたいです。将来的には「岐阜県ナンバー1」、「東海ナンバー1」を目指し、全国も視野に入れながら、これからも融通が利く会社であり続けたいと考えています。これまで培ってきた技術と信頼、歴史を絶やすことのないよう、さらなる発展を目指していきます。
