【ワシントン共同】トランプ米大統領は4日放送のNBCテレビのインタビューで、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、昨年の大統領選で活用したことで若年層の票獲得につながったとして「思い入れがある」と述べた。期限内に米国事業の買収を巡る交渉がまとまらない場合、サービス禁止の猶予措置を再延長すると明言した。

 ティックトックを巡っては、安全保障上の懸念があるとして米国事業の売却を求め、従わなければ事実上のサービス禁止とする米新法が発効。トランプ氏は大統領に返り咲いた初日の1月20日に禁止措置を75日間猶予する大統領令に署名した。