【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、チェコを訪れ、パベル大統領と会談した。会談後、チェコが主導する弾薬供与計画に謝意を表明し、新たな180万発の供与について協議したと明らかにした。
弾薬供与計画はカナダ、ノルウェー、デンマーク、オランダが資金協力しており、既に約150万発をウクライナに供与した。パベル氏は共同会見で「年内の和平達成は想定できない」と述べ、2026年以降の供与も検討していると述べた。
会談では、F16戦闘機のウクライナ人操縦士の養成施設をチェコに設立する計画も話し合った。チェコは和平後のウクライナへの部隊派遣についても参加の意欲を示している。