連休明け7日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が前週末終値を挟んで一進一退の展開となった。朝方は米中の貿易交渉で緊張緩和が進むとの期待感から上昇。その後、6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が下落したことが重荷となり、売り注文が優勢となった。トランプ米政権の関税政策を警戒し、医薬品株が下落した。
午前終値は前週末終値比16円91銭安の3万6813円78銭。東証株価指数(TOPIX)は10・41ポイント高の2698・19。
平均株価は取引開始直後に一時、100円超上げた。買い一巡後は、連休前まで7営業日続伸していたことから過熱感が意識され、下げる場面が目立った。