9日、インドのジャム・カシミールで、避難するため車両に乗る住民ら(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】先進7カ国(G7)の外相は9日、インドとパキスタンによる武力衝突を巡り声明を発表し、双方に「最大限の自制」を促した。4月22日にインド側で発生したテロを強く非難すると同時に、さらなる緊張激化は地域の安定に深刻な脅威となると警告した。

 両国の市民の安全にも懸念を表明。インドとパキスタンに直接対話を呼びかけた。事態を注視するとともに、外交による解決を支援するとした。