噴火するフィリピンのカンラオン火山=13日(Dianne Paula Abendan提供、ロイター=共同)

 【マニラ共同】フィリピン中部ネグロス島のカンラオン火山(2465メートル)で13日、噴火が起き、噴煙が火口から約4500メートルの高さに達した。火砕流も観測された。住民約2万人が5カ月間にわたり避難生活を強いられている。

 当局は昨年12月9日の爆発的噴火を機に警戒レベルを引き上げ、火口6キロ以内から避難するよう勧告。今年4月8日にも噴火が起き、噴煙が4千メートルに達した。