成田空港で取材に応じる柔道男子の永瀬貴規=13日

 柔道のグランドスラム・カザフスタン大会に出場した日本選手が13日、成田空港に帰国し、男子81キロ級で2位の永瀬貴規(旭化成)は「試合を重ねることができたのは良かった。自分らしい粘り強い柔道は少しずつ出せた」と手応えを語った。

 永瀬は2連覇を遂げた昨夏のパリ五輪後、初の国際大会だった。6月の世界選手権(ブダペスト)に向け、防御面で課題が見つかり「世界一を目指してやっていきたい」と決意を述べた。

 ともに世界選手権男子代表で優勝した100キロ級の新井道大(東海大)は「研究して世界選手権につなげたい」と述べ、100キロ超級の太田彪雅(旭化成)は「勝ち切れたのは自信がついた」と話した。