警視庁

 他人名義のクレジットカード情報を悪用し、オンラインゲーム内で使える通貨を不正購入したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は19日、電子計算機使用詐欺の疑いで、東京都荒川区、ベトナム国籍の専門学校生グエン・ザー・ティ容疑者(20)を追送検した。ゲームの利用者から依頼を受け、代わりにゲームにログインして通貨を買い、報酬を得たとみられる。

 追送検容疑は他の人物と共謀し昨年12月、不正入手したカードで6回にわたり、ゲーム内通貨の購入費用計7万6800円を支払った疑い。

 同課によると、ティ容疑者らのグループは2023年7月以降、月200万〜300万円ほどを報酬として得たとみている。