衆院安全保障委員会は30日午前、米在住の有識者と国会内の委員室をオンラインでつなぐ参考人質疑を実施した。国会のデジタル改革の一環で、衆参両院の事務局によると、オンラインで行うのは初めて。日米関係を中心に、与野党議員と議論した。
オンライン出席したのは、ケビン・メア元米国務省日本部長と、ジョージワシントン大准教授のマイク・モチヅキ氏。委員室に大型画面を設置し、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って質疑した。両氏とも日本語が堪能なため、通訳は入れなかった。
衆院は昨年6月に規則を改正し、委員会での参考人のオンライン出席を可能とした。