政府備蓄米の随意契約を巡り、農林水産省が29日に開催した事業者向けのオンライン説明会で、職員が「しつこくしつこく聞いてこられるので、もう一回言ってあげて」という趣旨の発言をしていたことが30日、分かった。小泉進次郎農相は30日の閣議後記者会見で、不適切な発言だったとして謝罪した。
農相は「嫌な思いをした方がいたらおわびする。申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
農水省によると、説明会の質疑応答で、司会が説明者の職員に対し発言した。チャット欄に同じ質問が複数寄せられていることを伝える趣旨だったという。