日本郵便は30日、4月に全国で20件の酒気帯び運転があったと発表した。そのうち1件は集配業務中に、19件は業務前の点呼でアルコール反応を確認した。3月に発覚した不適切点呼問題を受けて4月から毎月の調査を始めたところ、飲酒運転に対する順法意識の低さが露呈した。
全国10支社で酒気帯び運転があった。業務中の1件は点呼を受けずに出発したことに管理者が気づき、配達先で確認して判明した。車や自転車で出勤し、点呼でアルコールを検知したのが19件だった。徒歩や電車で出勤した場合は件数に含んでいないが、いずれもその日の業務から外れた。