初優勝を果たしたパリ・サンジェルマンの選手=5月31日(ロイター=共同)
 インテル・ミラノ戦で先制ゴールを決め、デンベレ(上)から祝福されるパリ・サンジェルマンのハキミ=ミュンヘン(AP=共同)
 インテル・ミラノ戦でチーム3点目のゴールを決め、喜ぶパリ・サンジェルマンのドゥエ=ミュンヘン(ロイター=共同)

 【ミュンヘン共同】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は5月31日、ミュンヘンで決勝が行われ、パリ・サンジェルマン(フランス)がインテル・ミラノ(イタリア)に5―0で圧勝して初優勝を果たした。決勝で5点差がついたのは史上初。フランス1部リーグ、フランス・カップと合わせ、今季3冠を達成した。

 パリSGは前半12分にハキミが先制し、8分後にドゥエが加点。2―0で迎えた後半にドゥエ、クバラツヘリア、マユルが得点を重ねた。19歳のドゥエは2得点1アシストの活躍で、試合の最優秀選手に選ばれた。

 インテルは持ち前の堅守が崩れて逆襲も封じられ、15季ぶりの頂点はならなかった。