5月の国内新車販売台数は前年同月比3・7%増の32万4064台となり、5カ月連続で増加した。ダイハツ工業などで発覚した認証不正問題の影響で前年同月が落ち込んだ反動で増加した。
日本自動車販売協会連合会と、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2日発表した。
軽自動車は8・8%増の12万541台。ダイハツは61・3%増の3万6174台だった。認証不正による生産減に見舞われた前年同月から大きく回復した。スズキは6・1%減の4万3406台だった。
軽自動車を除く自動車(登録車)は0・9%増の20万3523台。ブランド別の首位はトヨタ自動車で、3・2%増の9万7540台だった。一方、ホンダは新型車効果の一巡で19・7%減の2万2281台と大幅減となった。