訪問先のアルバニアで記者団に話すポーランドのトゥスク首相=5月16日(ロイター=共同)

 【ワルシャワ共同】ポーランドのトゥスク首相は3日、大統領選決選投票で支援候補が反欧州連合(EU)のナブロツキ氏に敗れたことを受け、親EUである自身の政権への信任投票が11日に議会で実施されると明らかにした。投票を議会に要請すると2日に表明していた。地元メディアが報じた。

 トゥスク氏は2日のテレビ演説で、愛国主義的な保守野党「法と正義(PiS)」が推すナブロツキ氏との協力に期待を示した。一方で「大統領選は何も変えず、今後も変えることはない」と述べ、政権運営への影響は限定的だと強調した。