首相官邸

 政府は4日、コメ政策を巡る初の関係閣僚会議を5日午後に開くと発表した。石破茂首相が議長を務め、価格高騰の要因や政府備蓄米の放出効果を検証する。政府はコメの生産抑制から増産へ転換する方針で、販売価格が下落した場合の農家の所得補償に議論が及ぶかどうかが注目される。

 小泉進次郎農相は2日の参院予算委員会で、農林水産省が価格高騰に至る過程で「見立てを誤ったことも事実」と述べ、コメ政策の検証が必要との認識を示している。