衆院予算委の集中審議で答弁する石破首相=6日午後

 石破茂首相は6日の衆院予算委員会で、トランプ米政権の高関税政策を受けた対米交渉について「わが国は米国への最大の投資国だ。関税よりも投資であり、ウィンウィンの関係をつくる交渉をしなければならない」と述べた。小泉進次郎農相は随意契約による備蓄米放出に関し、消費者のコメ離れを防ぐなどとして「生産者のためでもある」と強調した。

 首相は対米交渉に関し、国内産業を保護する考えも重ねて表明した。農相は「消費者に安心してコメを買い求めていただけるような環境を実現したい」と語った。自民党の星野剛士氏への答弁。