【ワシントン共同】トランプ米大統領は4日、対立するハーバード大について、新規の外国人留学生の米国入国を一時的に停止する布告に署名した。措置は6カ月間で、一般学生向けのFビザ、職業訓練プログラムを受講する学生用のMビザ、交流訪問者向けのJビザが対象。既に在籍中の留学生のビザ取り消しも検討する。日本人学生に影響する可能性がある。
トランプ政権はパレスチナ自治区ガザの戦闘を巡り、イスラエルに抗議する学生デモの取り締まりを拒否したハーバード大を敵視。ハーバード大で留学生は全学生の約3割を占め多額の学費を納めており、貴重な収入源を断つことで、圧力を一層強める狙いがあるとみられる。