【エルサレム共同】イスラエル軍は5日、レバノンの首都ベイルート南部を空爆したと発表した。地下につくられた親イラン民兵組織ヒズボラの無人機製造拠点を狙ったとしている。米メディアによると、ベイルート周辺への空爆は4月下旬以来で、約1カ月ぶり。
イスラエルメディアによると、昨年11月のヒズボラを巡る停戦合意発効後、最大規模の空爆の可能性がある。中東の衛星テレビ、アルジャジーラは、イスラエル軍の戦闘機や無人機による攻撃が複数回あったと伝えた。
停戦合意発効後もイスラエル軍はレバノン南部で駐留を続け、ベイルート南部への空爆も繰り返している。