1世帯当たりの消費支出増減率

 総務省が6日発表した4月の家計調査は、1世帯(2人以上)当たりの消費支出が32万5717円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0・1%減だった。マイナスは2カ月ぶり。衣服や医療サービスなどへの支出が減少した。価格上昇の一服を受け野菜類をはじめ食料への支出は増加した。

 自営業などを除いた勤労者1世帯(同)の実収入は実質で58万9528円。消費支出は1・2%増の36万3182円だった。