米ニューヨークのアップルストア=5月1日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米IT大手アップルは5日、自社のアプリ市場「アップストア」を通じて提供された商品やサービスの売上高が、2024年に約1兆3千億ドル(約186兆円)に達したとする試算を発表した。スマートフォン決済の普及やアプリ内広告の伸びが寄与し、19年から5年で2・5倍に拡大した。

 米調査会社アナリシスグループなどが分析した。国・地域別では中国が全体の4割を占めて5390億ドル、米国が3割で4060億ドル。日本は約4%の467億ドルだった。食料品のオンライン注文や料理宅配などの需要が伸びた。

 売上高の内訳は、物品販売やサービスが1兆ドルを超えた。