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 【北京共同】中国公安省は抗日戦争に関する偽情報をインターネットで拡散させたとして2人を摘発し、行政罰を科したと明らかにした。6日付の中国紙、環球時報英語版が報じた。今年は抗日戦争勝利80周年の節目に当たり、公安省は「英雄を中傷する行為を厳しく取り締まる」として、戦争勝利への共産党の貢献を否定する情報を許さない姿勢を強調した。

 公安省は摘発された1人が共産党軍が敗退させた日本軍の人数について偽情報を投稿し「抗日戦争で共産党が果たした役割を否定した」と非難し、別の1人も共産党軍に関する偽情報で「歴史をねじ曲げた」とした。