今夏の参院選岐阜選挙区(改選数1)で、立憲民主党と日本維新の会は6日、候補者調整の末、立民新人の県連副代表、服部学氏(53)への一本化を決めた。県内の野党関係者からは「ばらばらで戦うより与党を倒せる可能性が上がる」と勢いづく声が上がる一方、立民と維新の接近に不快感を示す声も。自民が強い岐阜県での全県一区の戦いに、依然として野党候補は4人を数え、有力視される7月3日の公示まで1カ月を切った中で野党側の複雑な思惑が垣間見える。

 「候補者が少ない方が、野党にとっては有利に働く」。...