17日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。前日終値からの上げ幅は一時200円を超えた。中東情勢の緊迫化に伴う原油価格上昇が一服したことで前日の米国株が上昇したのが支えとなった。外国為替市場で円安ドル高が進み、業績改善の期待から輸出関連株に買い注文が入った。
午前終値は前日終値比189円75銭高の3万8501円08銭。東証株価指数(TOPIX)は4・37ポイント高の2781・50。
前日の米国市場でハイテク株の値上がりが目立った流れを引き継ぎ、平均株価への影響が大きい半導体関連株に朝方から買い注文が膨らんだ。
ただ、平均株価は前日に500円近く上昇していたため、利益を確定する売り注文も出て、上げ幅は限られた。