19日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値から一時300円超下げた。前日までの3日間で計1000円超上昇していた反動で、利益を確定する売り注文が優勢だった。中東情勢が緊迫化するとの懸念も相場の重しとなった。
午前終値は前日終値比287円99銭安の3万8597円16銭。東証株価指数(TOPIX)は16・41ポイント安の2791・94。
株価水準が高い半導体関連を中心に幅広い銘柄が値を下げた。トランプ米大統領がイスラエルと交戦するイランに「最後通告」をしたと述べたことで、米軍が軍事攻撃に加わる可能性が意識され、投資家がリスク回避姿勢を強めた。