真っ黒な外皮と、しゃりっとした赤い果肉のコントラストが目を引く、北海道当麻町特産の「でんすけすいか」の初競りが20日、札幌市と旭川市の卸売市場で開かれ、最高値は旭川で落札された1玉70万円で、昨年と同額だった。過去最高は2019年の75万円。
最高値で落札したのは北海道でスーパーを展開する「道北アークス」(旭川市)。後日、店頭での試食会で振る舞う。仕入れ担当の林健太郎さん(46)は「ギフトにも適した品種。地元の特産品の魅力を発信したい」と話した。
当麻農業協同組合(JA当麻)によると、日中と夜間の気温差が大きく、糖度が高いスイカに仕上がった。