セブン―イレブン・ジャパンの阿久津知洋社長(54)が20日までに報道各社のインタビューに応じ、店舗改装に積極的に投資する方針を示した。「今と違う店舗づくりを進めないといけない」と述べた。親会社のセブン&アイ・ホールディングスはカナダのコンビニ大手から買収提案を受けており、構造改革により企業価値を向上させて対抗する考えだ。
セブン&アイは、2030年度までに計3兆2千億円を成長投資に充てる計画を既に表明している。セブン―イレブン・ジャパンはレジ近くで販売するピザやドーナツといった出来たて商品の販売を強化する。
阿久津氏は5月1日に社長に就いた。