大阪・道頓堀のグリコ看板近くの遊歩道「グリ下」に出入りしていた女子高校生に売春させたなどとして、大阪府警は20日までに、売春防止法違反(周旋)などの疑いで、自称自営業木村有亮容疑者(34)=大阪市=ら2人を逮捕した。木村容疑者は70人規模の売春グループのリーダーで、ほかに少なくとも130人の少女らを働かせていたとみられる。
2人の逮捕容疑は、共謀して昨年6月、当時高校生だった少女に50代男性らと性交させるなどした疑い。
府警によると、グループはSNSで「稼げる仕事がある」などと勧誘。売春で得られた約7万5千円のうち約5万円を容疑者側が受け取り、残りを少女に渡していたとみられる。