旧二階派の流れ

 自民党旧二階派(志帥会)が政治団体の解散届を総務相宛てに提出し、正式に解散したことが20日分かった。解散は19日付。派閥裏金事件を踏まえて解散した派閥は旧森山派、旧岸田派、旧茂木派に続いて4例目。会長を務めた二階俊博元幹事長の下で存在感を放ったが、裏金事件の震源地の一つとなり、四半世紀の歴史に幕を下ろした。

 党内派閥では、旧安倍派も解散方針を決めており、今後解散届を提出する予定。麻生派は党内で唯一存続している。