東京都議選(定数127)が22日に投開票される。計42選挙区に平成以降で最多の295人が立候補し、物価高対策や「政治とカネ」問題を巡って論戦を繰り広げた。結果が夏の参院選に連動するとみて各党幹部が街頭演説に立ち、選挙活動のツールとして定着した交流サイト(SNS)での訴えも目立った。
自民党の第1党維持が焦点。派閥や都議会会派の裏金事件を抱える中で、地元の区議らが支援者に投票を呼びかけるなど「どぶ板選挙」を展開した。公明党と、小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は、子育て支援の拡充などの実績を強調。いずれも小池氏が応援に入った。