ぶつかり稽古で汗を流す豊昇龍(左)=東京都台東区の立浪部屋
 新たに贈呈された三つぞろいの化粧まわしの前で記念撮影する豊昇龍(右から2人目)ら=20日、東京都台東区の立浪部屋

 大相撲の横綱豊昇龍が20日、東京都台東区の立浪部屋で調整し、四股やてっぽうなどで汗を流した。新会場のIGアリーナで開催される名古屋場所(7月13日初日)に向けて「楽しみ。優勝できるように頑張りたい。しっかりやるしかない」と意気込みを示した。

 朝稽古後には、立浪部屋を長く支援しているフルタイムシステム(東京都千代田区)から、三つぞろいの化粧まわしを贈呈された。それぞれ鸞鳥、獅子、こま犬が描かれた。原幸一郎社長が世界遺産の下鴨神社(京都市左京区)を訪れた際に発案したという。高貴な紫色の下地と色鮮やかな刺しゅうに、豊昇龍は「全部手作りなんですか」と驚いていた。