仙台管区気象台は20日、岩手県北西部に位置する岩手山で19日に火山性微動を1回観測したと発表した。昨年9月27日以来。噴火警戒レベルは2の「火口周辺規制」を維持した。

 気象台によると、今月3日に火山性地震が一時的に増加し40回以上観測。その後、観測データに特段の変化はない。昨年2月ごろから確認されている地殻変動は鈍化しているが引き続き観測されており、気象台は注意を呼びかけている。