19日未明、ロシア北西部サンクトペテルブルクで行われた各国通信社代表との会見で質問に答えるプーチン大統領。右は中国国営通信新華社の社長(ロシア大統領府提供・タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は19日未明に行われた各国通信社の代表らとの会見で「孫娘が、北京から来た養育者の女性と中国語を自在に話している」と明らかにした。大学で日本語を学んだ次女カテリーナ・チホノワさん(38)の娘を指すとみられ、中国との友好関係を強調する狙いがありそうだ。

 プーチン氏は家族の情報を積極的には公開しておらず、孫娘の存在を公表したのは初めてとみられる。中国国営新華社の社長が「昨年のインタビューで大統領の親族が中国語に関心があると話していましたね」と質問すると、プーチン氏が「それは孫娘のことだ」と応じた。