窓や玄関の鍵がかかっていない民家をひたすら探し歩き、侵入盗を繰り返したとして、兵庫県警が窃盗や住居侵入などの疑いで伊丹市の無職枝松晴輝容疑者(26)ら3人を逮捕、追送検したことが4日分かった。3人は「探しまくった」と供述。県警は55件、計1800万円相当の被害に関与したとみている。
3人は1〜4月に兵庫県と大阪府内の民家や会社事務所に侵入し、現金や商品券を繰り返し盗んだとして、3月以降に逮捕された。一部については、窃盗罪などで既に起訴されている。
捜査関係者によると、3人のうち1人は「こんなに鍵が開いてるんだと思った」との趣旨の供述もし、一晩に4時間ほど探し歩いたこともあった。