石破茂首相は1日に放送された各党党首出演のTBS番組で、ロシアを主要国(G8)から排除して先進7カ国(G7)の枠組みにしたのは「大きな間違い」とするトランプ米大統領の持論を巡り「(G7にロシアを)入れるべきではないときちんと言っている」と述べた。直前に立憲民主党の野田佳彦代表が「トランプ氏がロシアを入れようとしていることに、毅然と物言う外交があるべきだ」と苦言を呈したことに反論した。
首相は番組で、トランプ氏に直接反対を伝えたのかどうかや、具体的にどの場で主張したのかについて言及しなかった。政府側も発言の有無を明らかにしていない。
トランプ氏は、カナダで6月に開かれたG7首脳会議(サミット)の開幕直前、同国のカーニー首相と会談した際に持論を展開した。首相もG7サミットに出席し、トランプ氏と個別に会談している。
橘慶一郎官房副長官は3日の記者会見で、首相がどの場で主張したのかを問われ「発言の詳細は外交上のやりとりなので差し控えたい」と述べるにとどめた。