富山県警は16日、北陸自動車道で、県警ヘリコプターを投入し逆走やあおり運転の特別取り締まりを実施した。地上の高速隊に上空監視を加えた陸空一体の取り締まりは、違反車両の早期発見、事故防止のため2018年から毎年行っている。
ヘリの部品劣化で4日から延期されていた。
高速道路で逆走事故が相次ぐ。栃木県那須塩原市の東北自動車道で4月、車が反対車線に誤進入し多重事故が発生、3人が死亡し10人以上が重軽傷を負った。三重県亀山市の新名神高速道路では5月、逆走車を避けるなどした車の4人が負傷。岐阜県中津川市の中央自動車道では6月、逆走車と正面衝突した車の男性が重傷を負った。