連休明け22日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。
午後5時現在は前週末比1円06銭円高ドル安の1ドル=147円71〜73銭。ユーロは39銭円高ユーロ安の1ユーロ=172円61〜65銭。
20日投開票の参院選で自民、公明両党が大敗したものの、石破茂首相が続投を表明。野党が主張する消費税減税などの政策が財政悪化を招くとの警戒感がやや和らぎ、円を買ってドルを売る動きが先行した。
午後に入ると、円を売る動きも出た。市場では「海外勢を中心に政局の不透明感が意識された」(外為ブローカー)との声があった。