サッカーのスペインの強豪バルセロナは26日、神戸市のノエビアスタジアム神戸で27日に開催されるJ1神戸との慈善試合に向けて来日し、会場で調整した。23日にバルセロナがプロモーターの重大な契約違反を理由に参加取りやめを発表し、開催が危ぶまれていたが、25日夜に挙行が決まった。

 神戸の三木谷浩史会長は、騒動の経緯について詳細は避けつつ「いろんな契約関係があるが(バルセロナ側に)着金していなかったということなので、その問題を解決した。何とかなって良かった」と説明した。

 非公開練習後にオンラインで取材に応じた神戸の吉田孝行監督は「無事に開催され、楽しみにしている」と語った。