福岡資麿厚生労働相は5日の記者会見で、最低賃金の2025年度改定で全国平均の時給が1118円となったことを受け「企業が賃上げしやすい環境整備に取り組む」と述べた。政府が掲げる「20年代に1500円」とする目標については「さらに努力を重ねていきたい」と述べるにとどめた。
目標の実現には29年度まで毎年7・3%のアップが必要な計算だった。25年度改定では6・0%の引き上げにとどまったことに関し、福岡氏は「毎年7%を目指すということではない」との見解を示した。
福岡資麿厚生労働相は5日の記者会見で、最低賃金の2025年度改定で全国平均の時給が1118円となったことを受け「企業が賃上げしやすい環境整備に取り組む」と述べた。政府が掲げる「20年代に1500円」とする目標については「さらに努力を重ねていきたい」と述べるにとどめた。
目標の実現には29年度まで毎年7・3%のアップが必要な計算だった。25年度改定では6・0%の引き上げにとどまったことに関し、福岡氏は「毎年7%を目指すということではない」との見解を示した。